鯖江は日本屈指の工芸の街です。
周辺にはその技術や伝統に触れることができるスポットが多数。
ぜひ地元の文化をお楽しみください。
鯖江市周辺で作られている越前漆器は漆の光沢や上品な華やかさが特徴です。うるしの里会館では1,000種類以上の漆器製品の販売の他、職人工房の見学や漆塗りワークショップを開催しています。
日本全国にある和紙産地の中で1500年という長い歴史を持つ越前和紙は最高の品質と技術でその名が知られています。越前和紙の里は全長230mの通りに伝統家屋や里山の自然溢れた街路樹が並び、情緒ある雰囲気は散策にもオススメです。エリア内にあるパピルス館では実際に紙すきを体験でき、世界で一つの和紙を作ることができます。
越前打刃物は刃物産地として全国で初めて伝統的工芸品の指定を受けました。日本古来の火づくり鍛造技術、手研ぎを守りつつ作られています。その重要な技術で曲がらず、折れない丈夫な刃が作り出されます。
2019年にオープンした龍泉刃物ファクトリーでは確かな品質の刃物の販売はもちろん、MYステーキナイフ作りや包丁の研ぎ方スクールなどのワークショップも行っています。
越前焼は日本六古窯の一つに数えられる国指定伝統的工芸品です。越前の土の特色を生かした、素朴だけど頑丈なつくりで、温かみのある民芸的な美しさを持ち、多くの人々に愛好されています。越前焼の館では職人の指導を受けながらお茶碗などの器を作ることができます。
国内生産めがねフレームの9割以上のシェアを持つめがねの産地福井。こちらのミュージアムではその優れた技術で生み出された製品の展示販売を行っており、オリジナルフレームやストラップ作りを体験できる「体験工房」も併設されています。
車を10~30分走らせれば自然や街の歴史を感じることができるスポットに到着!
四季それぞれの美しい表情をお楽しみ下さい。
春には、約5万株のつつじが咲き乱れる日本海側随一のつつじの名所ですが、それ以外にも桜、つつじ、もみじ、雪吊りと、四季を通じて多くの人で賑わいます。また、園内には、動物園、芝生広場、冒険の森、日本庭園などがあり、大人から子供まで楽しむことができます。
戦国時代に朝倉氏五代が越前の国を支配した城下町跡。武家屋敷や寺院、職人屋敷や道路に至るまで、街並みがほぼ完全な姿で発掘された国の三重指定(重要文化財・特別史跡・特別名勝)を受ける大変貴重な遺跡。
福井藩主松平家の別邸で、江戸時代には「御泉水屋敷(おせんすいやしき)」と称されていました。池を中心に広がる庭園と、池に浮かぶように建つ数奇屋づくりの建物が大変美しい景色を作り出し、四季折々の表情がその美しさをさらに引き立てます。
44体の恐竜全身骨格をはじめ、大型の復元ジオラマや映像など、大人から子供まで夢中になれる博物館です。展示だけでなく化石発掘体験などもあり、楽しみながらその歴史を学ぶことができます。